ドコモデータコピー終了はなぜ？代わりのデータ移行方法とバックアップ対策

この記事では、ドコモデータコピーアプリがなぜ終了したのかと、今後データ移行をどうするべきかを詳しく解説します！

ドコモデータコピー終了の理由はドコモ公式でも明かされていません。

しかし、最近はiPhoneやAndroid標準機能やメーカー公式アプリで簡単にデータ移行できるようになったことが原因と考えて間違いないでしょう。

私がドコモショップにいた頃も、iCloudやGoogleドライブにバックアップを取り、スマホ標準機能でサクッとデータ移行する人ばかりでした

ドコモから怒られそうですが、ぶっちゃけドコモデータコピーを利用していたのはかなりの少数派です。

以上のことから、ドコモデータコピーが終了しても機種変更時のデータ移行は簡単にできるので、何も心配する必要はありません。

なお、ドコモには「ドコモクラウド」「データ保管BOX」がありますが、ドコモデータコピーアプリの代わりにしないように注意してください。

いずれもドコモの回線契約が必要なサービスのため、上記2つはドコモから他社に乗り換えるとデータが消えます。

下記の条件を満たす場合、クラウドストレージエリアに保存されている写真・動画は自動的にすべて削除されます。削除された写真・動画の復元は一切行えませんので、あらかじめ端末などへ保存をお願いします。

• spモード契約者およびirumo契約者において、名義変更（クラウドストレージエリアに保存されたデータが引継がれる場合を除きます）、承継（法人名義の場合を除きます）、spモードの廃止、解約、電話番号保管があった場合

引用：ご注意事項｜データ保管BOX｜NTTドコモ

つまり、ドコモのクラウドサービスにデータを預けると、ドコモ以外に乗り換えるハードルがグッと上がってしまうということですね。

今までドコモデータコピーを利用していた方は、普段のバックアップにはiCloudやGoogleドライブを利用しましょう。

どちらも回線契約とは無関係のクラウドストレージなので、1〜2年でキャリア・格安SIMを乗り換えて最新スマホを安く買う運用にピッタリです！

これまでドコモデータコピーを使っていた方は、上記のデータ移行方法を参考にバックアップとデータ移行を試してみてください。

ちなみに、今までドコモデータコピーで写真等を保管していた人は、アプリが終了した今がスマホ料金を安くするチャンスです。

どのみちドコモ以外のバックアップ先を決める必要があるので、この機にスマホの契約も見直してはいかがでしょう？

楽天モバイルやahamoなど、ドコモより大幅に安い月額料金で使えるキャリア・格安SIMが今人気です！

データの移し替えは絶対必要になりますし、ついでにスマホ料金の見直しを検討してみてくださいね！

ドコモデータコピー終了は一体なぜ？代わりの方法は？

• ドコモのデータ移行アプリとは
• ドコモデータコピー終了でどうなる？影響は？
• Androidスマホで自分でデータ移行する方法
• iPhoneで自分でデータ移行する方法
• 電話帳移行におすすめのアプリ
• SDカードを使ったデータ移行について

ドコモのデータ移行アプリとは

ドコモではこれまで、機種変更時のデータ移行をサポートするアプリを提供していました。

どんなアプリがあったのか、以下にまとめました。

これらのアプリを使うことで、電話帳や写真、動画などのデータを簡単に新しいスマホに移行できました。

特に、これまで使っていたスマホがドコモのAndroidスマホであれば、比較的スムーズにデータ移行ができたと言えるでしょう。

これらのアプリは様々な機種や状況に合わせてデータ移行をサポートしていましたが、残念ながら2024年8月以降、順次提供を終了を発表し、11月に終了しました。

ドコモデータコピー終了でどうなる？影響は？

ドコモデータコピーアプリの提供終了によって、今までこのアプリを使ってデータ移行をしていた方は、別の方法でデータ移行を行う必要が出てきます。

特に影響が大きいのは、SDカードへのバックアップ機能です。

アプリのサービス終了に伴い、この機能で作成したバックアップデータは復元できなくなります。

そのため、もしSDカードに大切なデータのバックアップを取っている場合は、早めに別の場所にデータを移しておくことをおすすめします。

今後は、iCloudやGoogleドライブといったクラウドサービスや、SDカード、パソコンへの直接バックアップなどが主なデータ移行手段となるでしょう。

どのような影響があるのか、以下にまとめました。

Androidスマホで自分でデータ移行する方法

Androidスマホで自分でデータ移行を行う方法はいくつかあります。

主な方法を以下にまとめました。

Googleアカウントを利用したバックアップと復元は、連絡先、写真、アプリデータなどをGoogleのサーバーにバックアップし、新しいスマホで同じGoogleアカウントにログインすることでデータを復元する方法です。

また、AndroidスマホはiPhoneのクイックスターと同様のデータ移行ができるようになっているので、旧スマホが故障していなければ簡単にデータ移行できます。

SDカードを利用してデータを移行する場合は、古いスマホからSDカードにデータをコピーし、新しいスマホにSDカードを挿入してデータを移動します。

パソコンを持っている場合は、USBケーブルでスマホとパソコンを接続し、データをコピーする方法もあります。

どの方法を選ぶかは、移行するデータの量や持っている機器によって異なってきます。

iPhoneで自分でデータ移行する方法

iPhoneで自分でデータ移行をする方法は主に以下の3つです。

それぞれの方法を見ていきましょう。

クイックスタート

クイックスタートは、古いiPhoneと新しいiPhoneを近づけるだけでデータを直接転送できる便利な機能です。

iCloud

iCloudを使う方法は、iCloudにデータをバックアップし、新しいiPhoneで復元する方法です。

iTunes（またはFinder）

iTunes（またはFinder）を使う方法は、パソコンにiPhoneのバックアップを作成し、新しいiPhoneで復元する方法です。

どの方法も、手順に従って操作すれば比較的簡単にデータ移行ができます。

ただし、アプリによっては個別にデータ移行の手続きが必要になる場合もあるので、注意しておくと良いでしょう。

電話帳移行におすすめのアプリ

電話帳の移行におすすめの方法はいくつかあります。

主な方法を以下にまとめました。

Androidの場合は、Googleアカウントに連絡先を同期していれば、新しい端末で同じアカウントにログインするだけで電話帳が移行されます。

また、Androidの標準機能で直接データ移行もできるようになっています。

iPhoneの場合は、iCloudに連絡先を同期していれば、新しい端末で同じApple IDにログインするだけで電話帳が移行されます。

SDカードを使ったデータ移行について

SDカードを使ったデータ移行は、比較的簡単に行える方法の一つです。

SDカードを使ったデータ移行の大まかな流れは以下のとおりです。

まず、古いスマホでSDカードに移行したいデータ（写真、動画、音楽など）をコピーします。

その後、SDカードを新しいスマホに挿入し、データを内部ストレージにコピーすれば移行完了です。

ただし、アプリのデータなど、一部SDカードにコピーできないデータもあります。

また、ドコモのデータコピーアプリを使ったSDカードへのバックアップは、アプリの提供終了に伴い復元できなくなるため、注意が必要です。

今後は、他の方法でバックアップを取ることをおすすめします。

ドコモデータコピー終了の理由はなぜ？

ドコモデータコピーの終了理由は明かされていませんが、冒頭でもお伝えした通り、他のクラウドサービスの利用者ばかりで、あまり使われなくなったためでしょう。

ともあれ、ここからはさらに自分でデータ移行・データ管理するための方法を紹介するので参考にしてください。

• ドコモショップDOCOPY、自分でデータ移行すれば無料
• ドコモショップでデータ移行をお願いする場合の料金
• 代わりのアプリ：iCloudでデータ管理
• 代わりのアプリ：Googleドライブでデータ管理
• 代わりのアプリ：DropBoxでデータ管理

ドコモショップDOCOPY、自分でデータ移行すれば無料

ドコモショップでは、データ移行を自分で行う方法があります。

その際に役立つのが「DOCOPY（ドコピー）」という専用機器です。

これを使うことで、比較的簡単にデータ移行ができます。

移行できるデータは、電話帳、写真、動画、iモードメール、ドコモメールなどが中心です。

操作方法が分からなくても、ドコモショップのスタッフに尋ねれば丁寧に教えてもらえます。

自分で操作するため、データ移行にかかる料金は無料です。

操作に不安を感じる場合も、スタッフがサポートしてくれるので安心して利用できるでしょう。

自分でデータ移行を行うことは、費用を抑えることにつながります。

DOCOPYはドコモショップに設置されているデータ移行専用の機器です。

これを利用することで、自分でスムーズにデータ移行を進められます。

移行可能なデータは多岐にわたり、電話帳、写真、動画といった大切なデータはもちろん、iモードメールやドコモメールのデータも移行できます。

操作に迷った際は、ドコモショップのスタッフに気軽に質問してみましょう。

親切に教えてくれるはずです。

自分で操作を行うため、料金は発生しません。

もし操作に自信がない場合でも、スタッフがサポートしてくれる体制が整っているので、心配せずに挑戦してみることをおすすめします。

自分でデータ移行を完了させることで、費用を節約できる点は大きなメリットと言えるでしょう。

ドコモショップでデータ移行をお願いする場合の料金

ドコモショップでは、データ移行のサポートを有料で提供しています。

ただし、このサポートはスタッフが代わりにデータ移行作業を行うのではなく、操作方法を教えてくれるという内容です。

つまり、DOCOPYなどの機器を使ったデータ移行は基本的に自分で行います。

そのため、自分でデータ移行する場合と大きな違いはありません。

初期設定のサポートは、ドコモショップでスマートフォンを購入し、その場でサポートを受ける場合にのみ提供されます。

有料サポートを利用する場合は、1回につき3,300円の料金がかかります。

自分でデータ移行ができる場合は、この費用を節約できます。

操作に不安がない場合は、自分でデータ移行に挑戦してみるのも良いかもしれません。

代わりのアプリ：iCloudでデータ管理

iPhoneを利用している場合は、iCloudを使ったデータ管理がおすすめです。

iCloudはAppleが提供するクラウドサービスで、写真、連絡先、アプリデータなどをインターネット上に保存できます。

これにより、機種変更時や万が一iPhoneを紛失した場合でも、データを復元することが可能です。

iCloudの無料ストレージは5GBまで利用できますが、必要に応じて有料プランにアップグレードすることもできます。

iCloudを活用することで、iPhoneのデータを安全に管理できるだけでなく、複数のデバイス間でデータを共有することも可能です。

ただし、アプリによってはiCloudにバックアップされないデータもあるため、注意が必要です。

特にゲームアプリなどのデータは、個別に引き継ぎ設定が必要になることが多いです。

iCloudは、大切なデータを安全に保管し、必要な時にどこからでもアクセスできるようにする便利なツールです。

機種変更の際も、新しいiPhoneにデータを簡単に移行できるため、手間を大幅に削減できます。

代わりのアプリ：Googleドライブでデータ管理

Androidスマートフォンを使っている場合は、Googleドライブを使ったデータ管理がおすすめです。

Googleドライブは、写真、動画、ドキュメントなど、さまざまなデータをオンライン上に保存できる、Googleが提供するクラウドサービスです。

Googleドライブは、Googleアカウントを持っていれば無料で15GBのストレージを利用できます。

これは、写真、動画、ドキュメントといったデータを保存するのに十分な容量と言えるでしょう。

Googleドライブにデータを保存しておけば、機種変更時やスマートフォンが故障した場合でも、新しい端末で同じGoogleアカウントにログインすることでデータを復元できます。

また、パソコンや他のデバイスからもデータにアクセスできるため、非常に便利です。

ただし、無料ストレージの容量を超える場合は、有料プランにアップグレードする必要があります。

代わりのアプリ：DropBoxでデータ管理

DropBoxは、写真、動画、ドキュメントなど、さまざまなファイルをクラウド上に保存できるサービスです。

基本的な機能は無料で利用できますが、より多くのストレージ容量が必要な場合は有料プランを選択できます。

DropBoxの特徴は、ファイルの共有が容易に行えることです。

家族や友人とのデータ共有に役立ちます。

また、パソコンやスマートフォンなど、複数のデバイスから同じデータにアクセスできるのも利点です。

DropBoxを利用することで、大切なデータを安全に保管し、必要な時にどこからでもアクセスできるようになります。

ただし、他のクラウドストレージサービスと同様に、インターネット環境がない場所ではデータにアクセスできないという点は考慮しておくと良いでしょう。

ドコモデータコピー終了に関してよくある質問

最後にドコモデータコピー終了に関してよくある質問に回答します。

• ドコモデータコピーアプリは本当に終了したのですか？
• ドコモデータコピー終了後、データ移行はどうすればいいですか？
• ドコモショップでデータ移行をしてもらうと料金はかかりますか？
• ドコモの機種変更で自分でデータ移行する方法はありますか？
• ドコモのデータ移行でアプリも一緒にコピーできますか？
• ドコモデータコピーの代わりに使えるアプリはありますか？

ドコモデータコピーアプリは本当に終了したのですか？

はい、ドコモデータコピーアプリは2024年8月以降、順次提供を終了しています。

これまでこのアプリを利用してデータ移行を行っていた方は、別の方法でデータ移行を行う必要があります。

SDカードへのバックアップ機能も終了しているため、SDカードにバックアップデータがある場合は、早めに別の場所にデータを移しておくことをおすすめします。

ドコモデータコピー終了後、データ移行はどうすればいいですか？

ドコモデータコピーアプリの終了後、データ移行の方法はいくつかあります。

Androidスマートフォンをお使いの場合は、Googleアカウントを利用したバックアップと復元、SDカードを使う方法、パソコンを使う方法などがあります。

iPhoneをお使いの場合は、クイックスタート、iCloud、iTunes（またはFinder）を使う方法があります。

どの方法を選ぶかは、移行するデータの量や持っている機器によって異なります。

詳しくは、ドコモのウェブサイトや各サービスのサポートページで確認することをおすすめします。

ドコモショップでデータ移行をしてもらうと料金はかかりますか？

ドコモショップでは、データ移行のサポートを有料で提供しています。

ただし、これはスタッフが代わりにデータ移行作業を行うのではなく、操作方法を教えてくれるというものです。

つまり、DOCOPYなどの機器を使ったデータ移行は基本的に自分で行います。

有料サポートの場合は、1回につき3,300円の料金がかかります。

自分でデータ移行ができる場合は、この費用を節約できます。

初期設定のサポートは、ドコモショップでスマートフォンを購入し、その場でサポートを受ける場合にのみ提供されます。

ドコモの機種変更で自分でデータ移行する方法はありますか？

はい、ドコモの機種変更で自分でデータ移行する方法はいくつかあります。

Androidスマートフォンの場合は、Googleアカウントを利用して連絡先、写真、アプリデータなどをGoogleのサーバーにバックアップし、新しいスマートフォンで同じGoogleアカウントにログインすることでデータを復元できます。

また、SDカードやパソコンを使ってデータを移行する方法もあります。

iPhoneの場合は、クイックスタートという機能を使って、古いiPhoneと新しいiPhoneを近づけるだけでデータを直接転送できます。

iCloudやiTunes（またはFinder）を使った方法もあります。

ドコモのデータ移行でアプリも一緒にコピーできますか？

アプリによっては、データ移行時に一緒にコピーできるものと、個別に引き継ぎ設定が必要なものがあります。

Androidスマートフォンでは、Googleアカウントを利用したバックアップと復元で、一部のアプリデータも移行できます。

iPhoneでは、iCloudやiTunes（またはFinder）を使ったバックアップと復元で、アプリデータも移行できる場合があります。

ただし、ゲームアプリなど、個別にデータ移行の手続きが必要になるアプリもありますので、注意が必要です。

ドコモデータコピーの代わりに使えるアプリはありますか？

ドコモデータコピーの直接的な代替となるアプリはありませんが、データ移行の方法はいくつかあります。

Androidスマートフォンでは、Googleドライブなどのクラウドサービスを利用してデータをバックアップし、新しい端末で復元する方法があります。

iPhoneでは、iCloudが同様の役割を果たします。

また、パソコンをお持ちであれば、USBケーブルでスマートフォンとパソコンを接続し、データをコピーする方法もあります。

どの方法が最適かは、お使いの機種や移行するデータによって異なります。

ドコモデータコピー終了の理由と今後のデータ移行方法を総括

最後に記事のポイントをまとめます。

ドコモのデータコピーアプリが終了することで、移行方法を見直す必要が出てきました。

しかし、クラウドサービスやSDカード、パソコンを使ったデータ移行は難しくありません。

この記事では、各OSごとの移行方法や代替アプリ、ドコモショップのサポートを解説しました。

データコピーアプリを使っていた方は、この機会にバックアップ方法を見直し、データを安全に管理しましょう。

また、データ移行の手間を理由にキャリアを変えられずにいたなら、楽天モバイルへの乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか。

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この変化を機に、より自分に合った選択肢を探してみましょう。